クスコのアルマス広場
インカ帝国古都クスコ&
アンデス地方
Cusco -The Andes
クスコはペルー南部のアンデス山脈に位置する、ペルーで4番目に大きい町。16世紀にスペインが南米征服をするまで栄えたインカ帝国の首都であったので、この町には数多くのインカ遺跡や先住民文化が残っています。インカ時代の共通語であったケチュア語が今でも話されていたり、町中で民族衣装を着た人たちが歩いているのを見られるのは古都クスコならでは。クスコは標高3400mの高山都市なので、高度に慣れていない人は高山病に注意! 首都リマ(海岸都市)から来たときにはできるだけ激しい運動をしないこと。暴飲暴食も避けたほうがいいですね。クスコの町はこじんまりと静か。治安は南米の都市ではかなり良いのです(観光警察が24時間巡回している)が置き忘れや市場などではスリ、また町はずれでの夜一人歩きは注意! 言語はスペイン語とケチュア語が日常に使われていますが、英語もかなり通じるのが便利。気候は一年中、朝晩はかなり冷えるのでセーターや厚手の上着が必要。
(クスコの町には特製アルパカセーターが売られているのでお土産に買うのもグッド!)だた、日中は焼けるように暑いので半袖でもOK。日ざしが強いので、帽子や日焼け止めがあると便利です。雨季は南半球の夏(11月から2月)だけれど、高山なので一年中かなり乾燥しています。リップやクリームは必需品でしょう。水分補給も大切。喉が乾いて夜中、目を覚ますこともあるくらいです。宗教は大半がカトリック教(実は地元アンデスの土着的な宗教とミックスしているのですが)、町では素晴らしい教会や宗教 画などが見学できます。また一年を通して祭りや行進が各地で行われているので、滞在時にイベントを見るチャンスも高です! とくに6月は毎日といっていいほど大人や子供たちの民族舞踊や町のあちこちで見られます。 観光スポットはインカの遺跡、インカの聖なる谷、マチュピチュ遺跡や民芸品市場。その他に乗馬、サイクリング、トレッキング(4日間インカ道を歩いてマチュピチュ遺跡に行くなど)、川下り、岩下り、気球観光、アマゾン観光などもできますので、時間をとってゆっくりアンデスにいらしてください。
 
世界一高いティティカカ湖
Titicaca Lake

ティティカカ湖はペルーとボリビアにまたがる船舶が運行できる世界一標高の高い湖(約3800m)といわれています。またインカ皇帝が生まれてきたという伝説の湖でもあるのです。 神秘的なところなので是非体調を整えて訪ねてみてください。 ペルー側のティティカカ湖はプーノの町を拠点として探索するのが一般的です。プーノの見所はシルスターニ遺跡(プレインカ時代の巨大な墓)。 チクイートのインカ遺跡、そして何といってもボートで回るチチカカ湖の島々です。

★ ウロス島(葦の浮島)★
 ウロス島は葦でできた島。定期的に葦を刈っては島に積み上げて島が沈まないような工夫がされています。人々はこの足の浮島で暮らしているのです。私もウロス島民家に泊まったことがありますが、翌朝起きたら外の風景がかわっていたのには驚きでした。島は動いていたのです。人々は葦の舟に乗って、葦の家で暮らして、おやつには葦の茎を食べ、葦の花のお茶まで飲んでしまいます。本当に葦ずくめです。そうそう、本当に島が浮いているのか確認するために、私はチチカカ湖にそのまま飛び込んてもぐったことがあります。でも雪解け水と同じくらいの水温なので体が凍りついて10秒もしないうちにしびれがきました。早く上がらなければ寒さで溺れてしまいますので、ウエットスーツを着ていないときには真似しないようにしましょう。でも湖の透明度は低かったのですが、しっかりその島は浮いていました。(「アンデス、祭りめぐり」の第7章参考)

★ タキーレ島 ★
タキーレの織物は有名。男女とも若者からお年寄りまで機織り、編み物をします。島の住民は今でも皆が民族衣装を着ていてとても綺麗ですよ。色鮮やかでタキーレ独自のデザインです。結婚すると今までの古い服を捨て、新婦が新郎のために作った新しい服を、また新郎が新婦のために作った新しい服を身につけるという習慣もあります。村の結婚式は年に一回5月3日でみんないっしょに結婚します。結婚記念日がみないっしょというのは忘れがちな人でも忘れることはできないでしょう。この不思議な結婚式はなんと1週間飲んで食べて踊って続くのです。私も参加してみました。この体験は「アンデス奇祭紀行」第4章に書いてあるのでご覧くださいね。

★ アマンタ二島★
近頃アマンタニ島でも民家で宿泊ができるようになりました。現地の人が作ったベジタリアンのごはんを食べながら静かな湖を眺めるのもいいですよ。観光船が行ってしまった午後は一人歩きをすると機織をしたり耕作をするといった本当の島の生活が見えてくるかもしれません。この島の女性が着るチューコという頭からかける布の刺繍は素敵ですよ。いつまでもその伝統が続くといいですね。

インカの末裔
クスコのコルポスクリスティ祭り
 

コンドルが見られるコルカの谷&
世界遺産アレキパの町
Colca Canyon - Arequipa

2000年に世界遺産に指定されたアレキパの町は白い町として有名。コロニアルなスペイン風の町のたたずまいがアンデスの山に囲まれています。サンタカタリーナ修道院をゆっくり1時間ほどかけて回ったり、日本にも来たことのあるフワニータ少女のミイラを博物館を現地で見てみましょう。アレキパの食べ物はどれもおいしいですし、気候も良いし、人々も優しいですから、バックパッカーでしたらついつい長居してしまう町かもしれません。また是非コンドルを見にコルカの谷にも行ってみたいですね。ツアーに入っていくのが一番効率がいいでしょう。途中標高5000メートル近い峠を越えるので、高山病にかかってしまう方もいるかもしれませんが、コカの葉をかんで高山病対策!チバイ村にある地元の温泉やコルカロッジにあるプライベート露天風呂は格別です。体調と相談しながら是非体験してみたいものです。翌日コルカの谷で早朝の上昇気流に乗って飛んでくるコンドルを見に行きましょう。大空に羽ばたくコンドルを見ているとアンデスに来て良かったと思ってしまいます。

アンデスは祭り三昧!
Traditional Andean Festivals

私は自称祭り小僧と言って、アンデスの祭りの追っかけをしてもう10年以上にもなります。アンデスは祭りの宝庫です。この祭りに合わせて旅をするのも面白いですよ。人生祭り一筋と思われるほど食べて飲んで踊って歌って楽しむ地元の人の生きざまが見られるでしょう。きっと旅人であるあなたのことも大歓迎してくれるでしょう。そこで写真満載の2冊の著書をご覧いただければ分かりやすいのですが、場所だけでもこちらに列挙しますと、クスコ県のインカの太陽の祭り、パウカルタンボ町聖カルメンの仮面の祭り、コタバンバス村のコンドルと闘牛の祭り、ティティカカ湖から生まれるインカ皇帝誕生の祭り、クスコ県ヤナオカ村付近の石投げ祭り、氷河を登る雪と星のコイヨリッティの祭り、黒いキリスト像がクスコの町を練り歩く聖週間、問題を殴り合いで解決するサントトマス地域のけんか祭り、アンデスの呪術師が一気に数十人集まって占うワサオ村のコカの祭り、アクロバット的な素晴らしいパフォーマンスが見られるアヤクチョ県の水の祭りなど。祭りには特別な食べ物や祭り特有の音楽、さらにきらびやかな民族衣装など見逃せないものだらけです。 素敵な祭り、その他の素敵なアンデスのスポットに行かれた方は掲示板で教えてくださいね。 アドレスはhttp://8514.teacup.com/suzutomoko/bbs

クスコ(リャマと少年)